2018年12月10日

☆ 言葉の備忘録 ② ☆   〈2018/1/5~12/10〉 

⑳ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/12/6)から

 デカルト

 《 「方法序説」(谷川多佳子訳) より》

 「 ゆっくり歩む人でも、常にまっすぐな道をたどるなら、

  走りながらも道をそれてしまう人よりも、

  はるかに前進することができる 」

                     -2018/12/10-


⑲ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/11/17)から

 三木 清

 《 「哲学と人生」より》

 「 人は孤独を逃れるために独居しさえする 」

                     -2018/11/17-


⑱ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/11/2)から

 瀬尾まいこ

 《 小説 「そして、バトンは渡された」より 》

 「 優子ちゃんと暮らし始めて、明日はちゃんと二つになったよ。

  自分のと、自分のよりずっと大事な明日が、毎日やってくる。

  すごいよな。」

                      -2018/11/4-


⑰ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/10/4)から

 佐々木幹郎

 《 随想 「詩のいま 言葉のいま」(「望星」10月号)より 》

 「 ヒトが生きるための言葉は、逡巡(しゅんじゅん)しているとき、

  沈黙しているときに生まれる 」

                                                      -2018/10/4-


⑯ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/3/3)から

 樋野興夫(ひのおきお)

 《 「がん哲学外来へようこそ」より 》

 「 お茶を飲むしかありません。

  ですから、私の対話にはお茶が必要です。」

                        -2018/3/3-



⑮ トーン・テレヘン 「 おじいさんに聞いた話 」から

 おじいさんが僕に話した言葉より

 「 悲しみの真ん中にいるときには、いつか悲しくなくなるとは

  想像もできない。だが幸福の真ん中にいるときには、

  それがすぐに終わってしまうといつもわかるんだ。」



⑭ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/2/17)から

 森村誠一

 《 随想 「 老いの希望論 」より 》

 「未来があると信じているから怒るのである。」

                            -2018/2/17ー



⑬ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/2/9)から

 管洋志と盲学校の児童

 《 写真集 「聞こえるかい森の声 」より 》

 「お前、どうしてぶつからないの?」

 「息でわかるもん!」

                           -2018/2/9-



⑫ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/2/6)から

 須賀敦子

 《 随想 「コルシア書店の仲間たち」より 》

 「私たちはすこしずつ、孤独が、かつて私たちを

  恐れさせたような荒野でないことを知った」


 ☆ 松山巌

  《 文庫版の解説より 》

  「孤独とは他人を全身で認め、恋いうること」

                            -2018/2/6-



⑪ 朝日新聞 「折々のことば」 (2018/1/4)から

 森村泰昌

 《 絵本 「たいせつな わすれもの」より 》

 「おとなに なってしまったら、わからなくなることも

  たくさん あるはずだ」

                          -2018/1/5-